いろんなことが重なっていました。
子どもが生まれ、
同居の祖母が亡くなり、
夫の仕事は忙しくなり、
姑は変わらず働き続けていました。
私は、ほぼ一人で子どもをみる毎日でした。
夜泣きで眠れないまま朝を迎え、
早く出勤する夫のためにお弁当を作り、
洗濯機を回し、
子どもの様子を気にしながら家事をこなす。
気づけば、余裕はどこにもありませんでした。
夫に冷たい言葉を向けてしまい、
あとから自己嫌悪に沈む夜。
そんなある日、聞いてしまったのです。
姑は相変わらず夜中まで電話をしていました。
ふと目が覚め、布団の中でその声に気づきました。
部屋の真下から、はっきりと。
詳しい内容は覚えていません。
ただ、胸の奥がひりつくようで、
涙が止まりませんでした。
夫は気づきましたが、何も聞かず、
ただ一言だけ。
「あんな親でごめん」と
それからしばらくして、
姑に生活費のことで言われました。
いろんな感情が一度に溢れました。
次の日、私は子どもを連れて実家に帰りました。
誰にも、何も言わずに。

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